キャップ投げの変化球スライダーの投げ方、フォーム、握りについて解説。
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キャップ投げ変化球:スライダーの握り方、投げ方
スライダーはキャップ投げの変化球の中で一番簡単で会得しやすいかも知れません。
まずこれが一般的なストレートの握り方、持ち方です。(上から見た場合の)
キャップのスピード | 速い<ストレートに近い球速> |
変化 | 鋭く曲がる |

スライダーの場合はこのようにストレートの形から
右手の手首を2、30度上に立ててこのままの向きで
キャップを弾きだします。

キャップ投げ変化球スライダーの投げ方、軌道
右手投げの場合投げ方にもよりますがキャップ投げスライダーの軌道はこのような形です。
右上から左下に素早く、切り込んで行くような軌道を描きます。球速も早めです。

キャップ投げ変化球:スライダーを使った戦略
あなたが右投げ投手でキャップ投げスライダーを使ったケース
右バッターのバットから遠ざかるような軌道。
ストレートと思われるぐらいの速さのためストレートのタイミングでバットを
スイングしてきた場合空振りが取りやすいです。
左バッターのバットの根っこに食い込んで来る軌道のため空振りは取り辛い。
しかし詰まった打球となり内野ゴロ、内野フライなどを誘いやすいです。
あなたが左投げ投手でキャップ投げスライダーを使ったケース
※上記の図、手は右投げ用のものなので脳内で逆に変換願います。
右バッターのバットの根っこに食い込むような軌道。
空振りは取りにくいが他社の打ち損じを狙い打たせてとるキャップ投げが可能
左バッターのバットから遠ざかる軌道、かつ速度がある変化球なので
空振りが取れ三振が狙いやすい。
キャップ投げ変化球スライダーの注意点
右投げ投手のキャップ投げスライダーは右打者には空振りを狙え、左打者には打ち損じを狙えます。
あなたのチームが2点リードした状態で相手の攻撃最終回で2アウト満塁になってしまったとします。
詰まった貧打でも抜ければサヨナラになるケースの場合は積極的に空振り三振を狙いに行く
必要があるでしょう。
その場合あなたは右投げで対するバッターが右打ちの場合は有効ですが、左バッターの場合は
シンカーや縦スライダーなど左バッターから遠ざかる変化球や落差のある変化球で三振を狙うのが有効です。
ランナーや点差の状況に応じて、空振りを取れる変化球、打ち損じを狙える
変化球を使い分けよう。